【MOS】【Microsoft Office Excel】【関数】複数条件でのIF関数
IF関数とは
条件式が満たされているとき(=真の場合)は真の場合の値を表示し、
満たされていないとき(=偽の場合)は偽の場合の値を表示する。
記述例:
=IF(条件式,真の場合の値,偽の場合の値)
IF関数で使用する条件式を複数にする方法は以下の通り。
(1)IF関数をネスト(=入れ子に)する
andの条件式は真の場合にネストし、orの条件式は偽の場合にネストする。
例1)条件式1 and 条件式2 and 条件式3の書き方
=IF(条件式1,IF(条件式2,IF(条件式3,真の場合,偽の場合),偽の場合),偽の場合)
例2)条件式1 or 条件式2 or 条件式3の書き方
=IF(条件式1,真の場合,IF(条件式2,真の場合,if(条件式3,真の場合,偽の場合)
(2)AND関数、OR関数を利用する。
AND関数で囲んだ条件式はANDで判定される。
OR関数で囲んだ条件式はORで判定される。
例1)条件式1 and 条件式2 and 条件式3の書き方
=IF(AND(条件1,条件2,条件3),真の場合,偽の場合)
例2)条件式1 or 条件式2 or 条件式3の書き方
=IF(OR(条件式1,条件式2,条件式3),真の場合,偽の場合)
(3)演算子を使う
算術演算子『+(加算)』を利用して条件を加算し、ORと同じ結果を得ることができる。
算術演算子『*(乗算)』を利用して条件を乗算し、ANDと同じ結果を得ることができる。
例1)条件式1 and 条件式2 and 条件式3の書き方
=IF(条件式1+条件式2+条件式3,真の場合,偽の場合)
例2)条件式1 or 条件式2 or 条件式3の書き方
=IF(条件式1*条件式2*条件式3,真の場合,偽の場合)