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【MOS】【Microsoft Office Word】B5三段の小説本の作り方・段組を晒してみる。

B5三段での小説本をwordで作ってみます。
とりあえず原稿を作成し、PDFにしてみます。
(PDFからPSDまではする人としない人がいると思うのでそれはまた別記事で書きます)

サンプル

B5三段での小説ページサンプルです。

b5_wagahai.jpg

こんな装丁のページを作成するには以下のとおりです。

原稿のページ設定

ページ設定は以下のように作っています。

文字数と行数

b5_pageedit_00.jpg b5_pageedit_00_font.jpg

段組は好みで設定してください。
私はこのくらいが見やすいような気がします。

余白

b5_pageedit_01.jpg

複数ページの印刷設定を「見開き」にしておくことが重要です。
平綴じの場合はノド側を広げるために余白のとじしろをある程度作っておく必要があります。
ページ数が少ない場合はもっと狭くしなきゃいけないかもしれません。
ちなみにこの時は150P超えのアンソロでした。

用紙

b5_pageedit_02.jpg

用紙はB5に断ち切り3mmを加えたサイズを設定します。
プリンターの設定でよく使う印刷サイズを登録しておくと便利です。WINDOWS8で用紙を定義する方法

用紙サイズを定義していない場合であっても、とりあえず上記幅と高さの設定にしてあればOKです。

原稿を作成する

原稿を作成します。
ページ数2の倍数になるようにします。
平綴じの場合は偶数であれば印刷できます。
あとは印刷所さんの金額設定で4ページ単位で切り上がるところもあれば8ページ単位で切り上がるところもあるので気をつけて下さい。

原稿をPDF化する

原稿をPDF化します。

文書を保存する際にPDFとして保存する。
  1. 文書を[名前を付けて保存]する際に、PDF形式を選択できます。
    b6_04.jpg
  2. PDFの設定メニューに切り替わりますので、最適化では「オンライン発行及び印刷」を選択し、オプションをクリックしてください。
    b6_05.jpg
  3. フォント埋め込みができない場合にビットマップに変換するチェックを入れてください。
    b6_06.jpg
仮想プリンタドライバを使用する

文書をPDF化する仮想プリンタドライバを使用します。
文書をPDF化する仮想プリンタドライバはいくつかありますが、私のオススメはCutePDFです。

導入についての詳しい説明↓
コミックモール:CutePDF Writerのインストール・設定・作成

  1. [印刷]からCutePDFを選択する
    b6_07.jpg
  2. プリンタのプロパティを開く。用紙タブ白黒に設定しておく。
    b6_08.jpg b6_09.jpg
  3. 詳細設定を開く。フォントをソフトフォントとしてダウンロードに設定しておく。
    b6_10.jpg b6_11.jpg
  4. OKを押して設定を終え、[印刷]ボタンをクリックするとPDFが生成される。

フォントやPDF化する方法によってルビや縦書や縦中横などがうまくいかなかったりしますので、自分の使いたいフォントとPDF化の方法を色々試してみてください。
CutePDFはルビが綺麗に出てくれるのと私が使いたいフォントとよく合うししかも無料なのでCutePDFを使っていますが、いきなりPDFとかCubePDFとかもちろんADOBEとかいろんなPDF化ソフトがあります。

ちなみに私が使いたいフォント=ヒラギノ明朝をCutePDFでPDF化するとルビとかはちゃんとなるもののソフトフォントとしてダウンロードされない場合があるため、私はPDF化した後PSD化しています。

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