【MOS】【Microsoft Office Word】B6サイズの小説本の作り方・段組を晒してみる。
- 2014/05/14 22:42
- B6
- 同人誌
- 平綴じ
- 複数ページの印刷設定
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B6サイズで小説本(平綴じ)をwordで作ってみます。
とりあえず原稿を作成し、PDFにしてみます。
(PDFからPSDまではする人としない人がいると思うのでそれはまた別記事で書きます)
原稿のページ設定
ページ設定は以下のように作っています。
文字数と行数
段組は好みで設定してください。
私はこのくらいが見やすいような気がします。
余白
複数ページの印刷設定を「見開き」にしておくことが重要です。
平綴じの場合はノド側を広げるために余白のとじしろをある程度作っておく必要があります。
ページ数が多い場合はもっと増やしたりしなきゃいけないかもしれません。
その場合は小口側を狭くしてもいいと思います。
↓ちなみに私は150ページ以上の時はこんな設定にしています(文字数と行数は上記と同様です)
用紙
用紙はB6(断ち切り3mm)サイズを設定します。
プリンターの設定でよく使う印刷サイズを登録しておくと便利です。(WINDOWS8で用紙を定義する方法)
用紙サイズを定義していない場合であっても、とりあえず上記幅と高さの設定にしてあればOKです。
原稿を作成する
原稿を作成します。
ページ数が2の倍数になるようにします。
平綴じの場合は偶数であれば印刷できます。
あとは印刷所さんの金額設定で4ページ単位で切り上がるところもあれば8ページ単位で切り上がるところもあるので気をつけて下さい。
原稿をPDF化する
原稿をPDF化します。
文書を保存する際にPDFとして保存する。
- 文書を[名前を付けて保存]する際に、PDF形式を選択できます。
- PDFの設定メニューに切り替わりますので、最適化では「オンライン発行及び印刷」を選択し、オプションをクリックしてください。
- フォント埋め込みができない場合にビットマップに変換するチェックを入れてください。
仮想プリンタドライバを使用する
文書をPDF化する仮想プリンタドライバを使用します。
文書をPDF化する仮想プリンタドライバはいくつかありますが、私のオススメはCutePDFです。
導入についての詳しい説明↓
コミックモール:CutePDF Writerのインストール・設定・作成
- [印刷]からCutePDFを選択する
- プリンタのプロパティを開く。用紙タブで白黒に設定しておく。
- 詳細設定を開く。フォントをソフトフォントとしてダウンロードに設定しておく。
- OKを押して設定を終え、[印刷]ボタンをクリックするとPDFが生成される。
フォントやPDF化する方法によってルビや縦書や縦中横などがうまくいかなかったりしますので、自分の使いたいフォントとPDF化の方法を色々試してみてください。
CutePDFはルビが綺麗に出てくれるのと私が使いたいフォントとよく合うししかも無料なのでCutePDFを使っていますが、いきなりPDFとかCubePDFとかもちろんADOBEとかいろんなPDF化ソフトがあります。
ちなみに私が使いたいフォント=ヒラギノ明朝をCutePDFでPDF化するとルビとかはちゃんとなるもののソフトフォントとしてダウンロードされない場合があるため、私はPDF化した後PSD化しています。