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【MOS】【Microsoft Office Word】B6サイズのコピー本の作り方・段組を晒してみる。

B6サイズで小説のコピー本(中綴じ)をwordで作ってみます。
原稿を作成し、面付けされた状態で印刷し、コピー機を使って両面コピーし、自力で折って製本する流れです。

最近では小冊子(中綴じ)印刷ができるコピー機も増えてきましたが、残念ながらB6サイズは対応していないようです。
(少なくともキンコーズのセルフコピー機ではB6サイズでの中綴じ印刷はできません。)

原稿作って印刷してコピー以降は自力で頑張る必要があります。

原稿のページ設定

ページ設定は以下のように作っています。

文字数と行数

b6_copy_01.jpg b6_copy_03.jpg

段組は好みで設定してください。
私はこのくらいが見やすいような気がします。
中綴じコピー本の場合は余白のとじしろを減らして行数を増やしてもいいような気がします。

余白

b6_copy_02.jpg

複数ページの印刷設定を「本(縦方向に谷折り)」にしておくことが重要です。
中綴じコピー本の場合は余白のとじしろを減らして行数を増やしてもいいような気がします。
平綴じの場合はこのくらいの余白がないと読みにくいきがします。
あくまで個人の感覚です。

用紙

b6_copy_00.jpg

用紙はB5サイズを設定します。
複数ページの印刷設定を「本(縦方向に谷折り)」にしておくと、1枚の紙に2ページ分が面付けされて印刷されますので、2ページ分の用紙(この場合はB5)を選択しておけばOKです。

原稿を作成する

原稿を作成します。
ページ数4の倍数になるようにします。
中綴じ本では、一枚の紙の表・裏、右・左に1ページずつが印刷されるからです。

表紙以外に4の倍数のページ数分の本文を作成します。
ページ数が足りない場合は事務ページなどで対応してください。

b6_copy_04.jpg

台割のサンプル

台割のサンプルです。
表紙以外のページをwordで作成します。
本文ページは3~34ページなので計32ページです。
8枚の紙に4ページずつ印刷することになります。

どの紙のどの部分にどのページを印刷するかを判断するため、
通常は面付を行います。

面付作業は大変面倒くさいです。
複数ページの印刷設定を「本(縦方向に谷折り)」にしておくと、
自動で面付してくれるのでとても便利です。

b6_copy_05.jpg
面付のサンプル

36ページ中本文32ページを面付すると左図のようになります。
印刷した原稿が左図のとおりに印刷されていればOKです。

後はコピーするだけになります。

原稿を印刷する

原稿を印刷します。
プリンタのプロパティは以下のとおりです。

b6_copy_06.jpg

用紙サイズはB5です。
2in1などの設定は必要ありません。

上記の設定で印刷すると、1枚の紙の表面に面付されたとおりに印刷されます。
コピー機にかけることを考えて、[最終ページから印刷]にチェックを入れておくといいと思います。

両面印刷はコピー機側で行うので、両面印刷をする必要はありません。
(プリンターで必要部数分印刷したいのであれば両面印刷してもOKです)

下図のように印刷されると思います。

b6_copy_07.jpg

コピーする

出来上がった原稿をコピーします。

コピーするときのポイントは

  1. 両面印刷にする
  2. ソートする(1冊分ずつコピーする)

両面印刷の設定

両面の設定はそれぞれのコピー機によって違います。
長編綴じ・短辺綴じを選択できる場合は、短辺綴じを選択すればいいと思います。
b6_copy_08.jpg

開き方を設定する場合は、左右開きを設定してください。
b6_copy_09.jpg

ソート設定で印刷する

ソートスタックかを選択できる場合は、ソートにすると便利です。
ソート設定は2部以上を印刷する際に1部単位で印刷する方法で、スタック設定は2部以上を印刷する際に1ページ単位で印刷する方法です。

b6_copy_10.jpg

折って綴じて出来上がり

コピーした原稿を折って、ぱちぱちっとホチキスで止めて出来上がりです。

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